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ボルベール
最初にペネロペ・クルスたちがお墓を掃除するシーンで、なぜか「西瓜」(蔡明亮)のミュージカル・シーンを思い出してしまいました。お墓に飾られた無数の花と女ばかりの画面の鮮やかな色彩に共通点があるからかな。
そのファースト・シーンからはじまるたくましく魅力的な女性達のドラマ。アルモドバルが幼少期を過ごしたというラ・マンチャの女達に捧げる女性賛歌の映画です。

中心になる美しくセクシーなライムンダ役はペネロペ・クルス。いかにもスペイン女!というド派手なファッションと化粧がものすごく似合っています。ちょっとユーモラスで可愛くてでも強い母イレーネ役のカルメン・マウラ、ひさしぶりだなぁ。「欲望の法則」や「神経衰弱ぎりぎりの女たち」を観た時以来かも。
この2人のほか、ライムンダの姉ソーレ、叔母パウラ、娘のパウラ、隣人アグスティナの6人のキャラクターの面白さ、複雑な関係と隠された秘密…ちょっとサスペンス風味なストーリー、原色が基調の映像は鮮やかで美しく(エンド・クレジットの刻々と変化する花の絵がきれい!)、音楽の使い方は的確で、出演陣の演技もみんなすばらしい。これまでで一番とっつきやすいアルモドバル世界だと思います。

「トーク・トゥ・ハー」でのカエターノ・ヴェローゾ"ククルクク・パロマ"(ご本人様ご出演!)はホントにすばらしかったですが、ペネロペ・クルスの"ボルベール"も心揺さぶられますね。もしかしたら歌は吹き替えかもしれないけれど、あの場面は離れていて会うことが出来ないけれど、それでも確かに存在するライムンダとイレーネの絆が感じられて、2人ともすばらしかったです。

ラスト近く、テレビを観るのが好きな母イレーネが観ている白黒映画はビスコンティの「ベリッシマ」。わたしは未見だけど、娘を映画の主役にするために奔走する母親の話。うーん、まさにここにふさわしい、娘への深い愛情を見せるイレーネにもふさわしい映画です。さすがアルモドバル、よく考えているなぁとまた感心させられるのでした。
| ヨーロッパ | 00:15 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
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