沖縄で中華エンタメを盛り上げたい、「Asian天堂」のメンバーのブログです。
主に映画感想(中華圏以外もあり)とニュース、お知らせなどです。
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「おやすみ、くまちゃん」と「鉄の子カナヒル」
桜坂劇場夏休み恒例のこども映画祭で観ました。この2本。
「おやすみ、くまちゃん」はポーランドの人形アニメ。クマのぬいぐるみのくまちゃんとその友だちの犬やブタやうさぎ、にわとり、カラスが出てきます。春夏篇と秋冬篇に分かれていて、1本10分足らずのお話が全部で10本(?9本だったかな?)まとめて上映されました。
かわいいぬいぐるみ達の日常を通して、小さな子どもにも分かりやすくとっつきやすく道徳的なことや教育的なことを学ばせようってものかな?日本だとNHKあたりで放映されそうな感じでした。
くまちゃんが自分はぬいぐるみだっていう意識がちゃんとあるところが面白かったなぁ。
動物のぬいぐるみ達はかわいくてユーモラスな感じ。動きとかちょっとオーバーアクションで面白いんです。
セットや衣装はとっても凝っていて、ぬいぐるみの着ている服がとってもかわいいです。くまちゃんなんか毎日違うパジャマを着てるし。こういうの好きな人にはたまらんと思いますね。あと水や雪の描写がユニークできれいです。
ロシアやチェコもそうですが、この辺のアニメを観るとやっぱり本場だなぁという気がしますね。

一応こっちがメインのつもりでした「鉄の子カナヒル」は、沖縄の子供なら一度は目にしたことがあるだろう。儀間比呂志の童話を原作にした人形アニメーション。鉄の子のカナヒルがちょっとグロテスクでユーモラス、パーントゥがなんとなく怪獣ものっぽかったのが面白かったです。魚の腹の中の描写とかけっこうグロかったんだけど、あれって子供が観たらこわがらないかなーとちょっと思いました。
| その他 | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
母たちの村
アフリカの小さな村。いつもと変わらないような朝の風景から映画は始まります。
コレという女性の家に4人の少女(多分7、8歳〜10歳ぐらい)が逃げ込んできます。
この村には昔から女子割礼の習慣が続いているのですが、少女達はそれをいやがって、7年前に娘に割礼を受けさせなかったコレの元へ保護を求めて来たのです。
コレは少女達を守ろうと、割礼を仕事にしている者たちや村の男達と対峙します。そしてそれがやがて村の他の女達・母親達を立ち上がらせることになるのです…。

わたしは伝統や風習にはまったく反対ではありません。
昔からずっと受け継がれてきたことには役に立つ知恵、素晴らしいことがたくさんあります。
でもそれが自分や子供の体を傷つけること、生命を危険にさらしてしまうとしたら親なら、特に母親なら黙ってそれに従うことは出来ないんじゃないでしょうか。
この映画でも伝統がすべて悪いといってるわけではなく、コレが少女達を保護する(モーラーデと呼ばれる)と誰も手出しが出来ないというのも、破ってはいけない宗教的な伝統のようです。
村の長老達は村人(特に女性)が自分達の権利や伝統のおかしなところに気づかないようにラジオを禁止してしまうけれど、村長の息子がパリに留学したりしているように外の風が吹いてくるのを止めることは出来ないでしょう。
ラストはハッピーエンドなのだけど、色々な問題を提示してちょっと考えさせられる終わり方でした。

わたしは今まで作品は観たことがなかったけど、このウスマン・センベーヌ監督はアフリカ映画界の第一人者といわれている人だそうです。
スタッフもすべてアフリカの様々な国の人々で、出演している人達もみな現地の人々で素人も多いそうです。主演のコレ役の人も女優ではないらしいですが、並みの女優以上の存在感と力強さでした。
この間の「モンスーン・ウェディング」と同じようにこの映画も音楽と映像が素晴らしかったですね。
アフリカの空と大地に映える女性の衣装の色鮮やかさやプリントきれいだったけど、ピンクや水色のたらいとかマーブル模様のやかんとか(これがかなりかわいい)…そういうカラフルさ明るさも映画に開放感を与えていて、暗さを感じさせないのがいいです。
力強いプリミティブな音楽もいいんですよねー。最後の唄が特に素晴らしかったです。(ちゃんと訳詩がついててよかった)
| その他 | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
お知らせ
沖縄タイムスに香港映画についての原稿を書きました。
12月1日(金)夕刊の映画コーナー「大好きアジアン・ムービー」です。
内容はクリスマス・シーズンの新作2本、「傷城」と「満城盡帯黄金甲」の紹介です。
読める方はぜひ読んでみてください。
| その他 | 01:35 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
「太陽」「蟻の兵隊」
この2本、同じ日に観に行ったんですけど、だからかな。よけいに表裏一体みたいな感じがして興味深かったです。
ある意味どちらも戦争によって翻弄された人の話ですから。
何か見えない大きな波のようなものに流されそうになる、流される時には、やっぱり大事になるのは人間ひとりひとり、個人が大事だと思いました。
個人的にもともと組織に属することが苦手だし、好きではないのでよけいにそういうことを考えてしまうかもしれないです。

「太陽」はソクーロフの映画にしてはとても観やすい映画だなぁと思いました。「エルミタージュ幻想」のようにや、やばい…(寝そう)と思うこともなかったし。
特に分かりにくいこともなく、非常に淡々としているけれど物語もちゃんとあるし。
夢のシーンや地下壕のシーンは、さすがにとってもソクーロフらしい映像でしたけど。
それにしてもイッセー尾形さんはすごい、と思いました。この役をやるには色々とリスクもあるだろうし、出ずっぱりだし、結構大変だっただろうと思うのですが。

「蟻の兵隊」は「ホテル・ルワンダ」や「イノセント・ボイス」を観た時と同じように、知っていなければいけないのに知らないことって、やっぱりまだまだたくさんあるんだなぁと思いました。
こういうのって知らないといけないことだと思うんだけど…でもみんなに知らせたくない人もいるんだろうなぁ…。
あと、身内が同じように戦争の時に中国に行っていて、ベトナムから中国まで歩いたらしいんですけど…。
どうもすごくイヤな思いをたくさんしたらしいんですけど、この奥村さんと同じようにあんまり話したがらなかったなということを思い出しました。
| その他 | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
那覇まちぐゎー映画祭
先週の土曜日から始まった映画祭も金曜日までとなりました。
今日は「ソナチネ」上映と寺島進さんを招いてのトークイベントに行ってきましたよ。

「ソナチネ」…を観るのはたぶん3回目か4回目だと思うんですが、わたしにとっては何度観ても強烈で衝撃的な映画。
強烈な陽光。青い海。白い砂浜。
映画全体をおおいつくすような死の匂い。それと同じぐらい鮮やかな生の匂い。
社会からはみ出した者たちがつかの間過ごす子どものような時間…。
う〜ん。やっぱり強烈すぎてわたしの貧困なボキャブラリーではとても表せない。。。
この映画の沖縄の風景は、自分が知ってるもののようなそうでないような、ちょっと不思議な感覚になります。
それだけ「北野武」というフィルターが強力なのじゃないかなぁ、きっと。

映画のあとの約1時間のトークイベントはとても楽しかったです。
他のゲストの方もまじえて、映画の話や映画祭についての率直な意見とかそんな堅い話だけじゃなくて、雑談とかもたくさんたくさんしていただきました。
面白かったです。かなり笑わせていただきました。
ナマでお話を聞いたのははじめてですが、とても気さくかつプロ意識の高い、さすがに素晴らしい俳優さんだなぁと思いましたよ。
寺島さんが「ソナチネ」のことを人生を変えた(とまでは言ってなかったかも…)、とにかくとても重要で好きな作品と言われていました。
たしか大杉漣さんと津田寛治さんも同じようにこの作品のことを語っていたなぁと…すみません。好きなんですよ、3人とも。
みなさん、今では日本の映画&テレビには欠かせない存在ですもんね。やっぱりすごいぞ「ソナチネ」。
あ、あと寺島さんの今までで一番ありえない役「殺し屋1」発言についつい笑ってしまいました。たしかにあの役ありえねー…。

こういう場って、中央と違って沖縄ではなかなか体験することができないので、すごく有意義な時間でした。
たぶんいろいろな苦労や努力をされた実行委員会のみなさんにはほんとに感謝ですね!
来年以降もぜひ続きますように。とりあえず明日は最後の「食神」を観る機会を逃さないでおこうと思っています。
| その他 | 00:27 | comments(0) | trackbacks(1) | このページのトップへ
那覇まちぐゎー映画祭
オープニングイベントに行ってきました。
沖縄出身の俳優大地康雄さんが企画・製作・主演した「恋するトマト」という映画の上映でした。
場所は那覇の農連市場です。
一応屋内なのですが、ふだんは野菜を並べて売ったり買ったりしているところ。
椅子も折りたたみですし(足りないので半分くらいはビニールシート)冷房などはもちろんないので、大型扇風機とうちわで暑さをしのぎます。
風もなく暑いのはきつかったですけど、蚊取り線香の匂いをかぎながらビール片手に映画鑑賞というのはめったに出来ないこと。なかなか風情がありました。

肝心の映画の方は実はあまり期待していなかったのですが、これがなかなか面白かったです。
用事もあるので途中で帰ろうかと思っていたのに、ついつい最後まで観てしまったほどです。
農家の長男で今までいろんな努力をしてきたけど結婚出来ない40代の男性が主人公です。その人とフィリピン女性との恋が映画の軸ではあります。
その中に、後継者不足と高齢化に悩む日本の農業や食料の自給自足の問題、出稼ぎのフィリピーナ、日本人の買春など…色々と考えさせられる社会問題について描いています。
しかもそれを説教がましくなくさらっと、エンターテイメントとして映画にしています。笑わせるところはちゃんと笑わせて、家族や男女の愛情で感動もさせてくれました。
無自覚かつ無反省なノスタルジー映画や、いいかげんアキアキな泣ける映画に比べたら、この方がずっといいなと思いますよ。
| その他 | 19:30 | comments(3) | trackbacks(5) | このページのトップへ
DVDで映画を
まずは「バタフライ・エフェクト」。
昨年公開された時、面白いという評判を聞いていたので観たかったのですが、見逃したのでまたも半額の日にレンタル。

主人公エヴァンは、父親からの遺伝なのか幼い頃からたびたび記憶を失うことがあり、その治療のために日記をつけています。13歳の時、幼なじみのケイリー達とした悪戯が大事故になってしまいますが、その時のことも記憶に残っていません。(そういうショックを受けるような出来事に関しての記憶がないらしい)
ケイリーにひかれていたエヴァンは、引っ越す時に、父と乱暴な兄トミーと暮らすケイリーを心配して「君を迎えに来る」と伝えます。
時は流れ心理学を研究する大学生になったエヴァンは、記憶を失うこともなくなりましたが、子供の頃の日記を見つけたことをきっかけに昔の記憶を探り出します。

あの時ああしていれば結果は変わっていたかもしれない、こうすれば良かったとつい考えてしまう人間の心理を、上手に生かしたサスペンス映画です。
ちょっとSFぽい設定でエヴァンが記憶を失っている事件を掘り起こす過程や、お父さんのことなどの伏線もきいてるし、ケイリーの父と兄やエヴァンの友達などの人物像も面白い。
エヴァンが何度も何度も過去の記憶を探って変えようとするのは、全てケイリーへの愛情から。そう考えるとあのラストが切なくてなかなかいいです。“涙のハッピーエンディング篇”にしなくてよかったよかった。
最初は軽い気持ちで観ていたのですが、そのうちに引き込まれていくのは、やっぱり脚本がよく出来ているからでしょうね。あと俳優さんたちが(日本では)わりと無名な人達なのも 新鮮でした。


もう1本は「堕天使のパスポート」です。
監督は「マイ・ビューティフル・ランドレット」「グリフターズ」「ハイ・フィデリティ」など好みの映画が多いスティーブン・フリアーズで、アメリのオドレイ・トトゥが主演。
舞台はイギリスで、お得意の人種問題も絡むというこの映画。観たいと思いつつけっこう暗そうなので、気分がいい時に観ようとずっと保留にしていました。
・・・が。主題歌(というかエンド・クレジットに流れる)のがデイヴイッド・バーンさんの曲と知ったので、それをきっかけに観てみることにしました。

天気が悪くて寒そうなロンドンの街。同じホテルで働く移民のトルコ人女性シェナイと、アルジェリア人の不法滞在者オクウェが主人公。ふたりはひとつの部屋をシェアしていますが、働く時間が違うので部屋ではめったに会いません。
高潔で思慮深いオクウェと頑固で純粋なシェナイ。このふたりが、図らずも泥に塗れることになる姿は“堕天使”といえなくもないけれど、彼らはただ運命に任せて堕ちるのではなくきっちりと抵抗してみせます。その抵抗がスリルに満ちていて結果は小気味良い。
面白いのは主人公ふたりだけでなく、主要な登場人物にアングロサクソンが全然いないこと。
オクウェの友人は中国系、ホテルのオーナーはラテン系、ドアマンは(多分)東欧系、ふたりを助ける娼婦はアフリカ系…。
日本人の考える一般的なロンドンとは全然違うけど、まぎれもなくこれも今のロンドンなんだと思います。

たくさんの移民・難民を抱える国ならではの人種問題。臓器売買や偽造パスポートを請け負う闇社会。社会の底辺にいる人々がさらに搾取される社会…。
そういう社会的なテーマを扱いながらきっちりとサスペンスたっぷりの娯楽作品に仕上げているのが、フリアーズらしいところです。何よりも面白い脚本を見つけるのが上手いなぁ。

それとこの監督はやはり街を撮るのが上手い。ダウンタウンとしてのロンドンの側面が、ひじょうに生き生きと描かれていると思います。
きれいな風景を撮るのは誰にでも出来るけど、いかにもいろいろな人がそこで生きているという感じの、雑然として生活感のある風景を撮るのは難しい…ありふれているように思えるからこそ逆に印象的でなくてはと思います。

クレジットで流れるのは、確かにバーンさんの“Glass,Concrete & Stone”でした。
あの無国籍な曲調は確かにこの映画に合っているような…。
それよりも“ガラスとコンクリートと石。それはただの家で家庭ではない”と繰り返される歌詞が、ちょっと意味深かなという気がしました。
| その他 | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
亀も空を飛ぶ
イランの、というよりもクルド人といった方が良さそうなバフマン・ゴバディ監督2004年の作品。
トルコの国境近くにあるイラクの小さな村のおはなしです。
・・・・・・あまりにも内容が衝撃すぎて、思うことがあまりにも多すぎて、ちゃんとした文章にならないです。

村の子ども。難民の子ども。両手のない子ども。目の見えない子ども。松葉杖をついている子ども。
子どもがたくさん出てきます。
大人はテレビを見ていたり「子どもに必要なのは算数や理科だ!」と叫んだり子どもたちから地雷を買ったり売ったり。
あまり頼れるふうでもなく存在感もうすいのです。

明日、戦争がはじまるかもしれない。爆弾が落ちるかもしれない。毒ガスがやってくるかもしれない。
そんな毎日の中で、みんな泣いたり笑ったりケンカをしたり苦しんだりしながら、今日を一生懸命に生きています。
その姿を見ているだけで胸に迫るものがありました。

声高に反戦を叫んだり誰かを告発したりするわけではないけれど、監督の志がひしひしと伝わるような映画です。
なるべくたくさんの人に観てもらいたい。日本人もこういう子どもたちのことを知るべきでは?と思うのですが、初日のわたしが観た回は10〜20人ぐらいの入り。。。ちょっと残念でした。

いつも弟を背負った女の子アグリンはほんとにすごくすごくかわいいです。
ああ、笑ってほしいなぁと観ている間中ずっと思っていました。
サテライトもきっとそう思ってたんじゃないかな。
| その他 | 01:44 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
みなさん、さようなら
というカナダ映画を観てきました。
原題が「Les Invasions Barbares(蛮族の侵入)」ということとかアカデミー賞の外国語映画賞を獲ったとか、そんな予備知識は全くなく観たのですが、思っていたよりもずっとずっと面白い映画でした。

重病で明日をも知れなくなった頑固で偏屈なお父さんとその息子、家族や友達が過ごす最後の日々を描いた映画…そう聞くとあー病気もので家族愛で涙なみだの感動ものかぁーと思ってしまうのですが、これはそんな一筋縄でいく映画じゃありませんでした。
まず、出てくる人たちがみんなそろって俗物ばかりです。女好きで浮気しまくりのお父さん。父親のためとはいえ、裏表どちらにもバンバンお金を使って犯罪すれすれのことまでするエリート証券マンの息子。お父さんのために集まってくる友人達はとてもインテリとは思えない下ネタばかり話してるし、友人の娘はジャンキーだし。
そんな一癖ある登場人物達にくわえてストーリーもかなりシビアでシニカル。
病院は廊下にまで患者があふれているのに下の階はガラガラで「予算が削減されて対応できない」といいわけする病院の理事長や、病院内を牛耳っていてワイロでしか動かない組合には現実の社会が凝縮されています。
アメリカ史学者のお父さんが何度も言及するはるか昔から続く戦争や殺戮、それを黙って見過ごすカトリック教会に対する批判。はさまれる9.11の映像。
そして死を目の前にした主人公は「死ぬ意味を見出せない」とその恐怖や不安を語ります。

そんなけして明るいとはいえない話なのに、でもなぜかこの映画はあたたかいんです。
友人達と交わす下ネタ話はユーモラスでいつも楽しそう。特に最後の夜、焚き火を囲んでするバカ話はおかしさの中に切なさがあってじわっときました。
ずっと仲が悪かった父と息子が怒鳴りあいながらだんだんと分かり合って「愛してる」と言えるようになるまでの過程もすごく良かったです。
ラストもかなり衝撃的で全体としても刺激的な映画だけど、後味よく心温まる映画でした。

以前に観た「大いなる休暇」といいカナダ映画も侮れないなーと思います。
そういえばこの映画の監督ドゥニ・アルカンには「モントリオールのジーザス」という、キリストの殉教と臓器移植を絡めたとても面白い作品がありました。主演のロテール・ブリュトーがとっても良かったですが、この映画でジャンキー娘のナタリー役をやった女優もすごく良かった・・・と思ったらカンヌで主演女優賞をもらったんですって。やっぱりなぁ・・・。

この映画、日本公開は2004年のG.Wだったんですね。もうDVD化もされているけれど、今、劇場でじゃないときっと観なかっただろうなぁという映画です。
そういう映画、結構多いです。(ストップ・メイキング・センスとか・・・)
だからありがとう。桜坂劇場。
| その他 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
「サヨナラCOLOR」と「T−REXボーン・トゥー・ブギー」
竹中直人監督の「サヨナラCOLOR」。これ、色んなミュージシャンがカメオ出演してるんですよ。で、オリジナル・ラブこと田島貴男も出てるんだけど、これがなかったらきっと観に行かなかっただろうなぁ。
話としても面白いし、江ノ電を中心にした土地の雰囲気とか美術とかもいい感じだし、いい映画だと思いますよ。でも・・・
竹中監督ってきっととってもロマンチックな人なんだろうなぁ。
そういうのが好きな人っていうのもいいと思うけど、でもそれがわたしには合わないんですよねー。
昔観た「119」は面白かったんだけど、「東京日和」も甘すぎてダメだったな、そういえば。

↑と続けて「T−REXボーン・トゥー・ブギー」も観ました。
T−REXの映画っていうのと監督がリンゴ・スターっていう以外、あまり予備知識なしに行ったんですが・・・
またまたなんかヘンな映画ですよ。T−REXのライブのシーンとエルトン・ジョンやリンゴ・スターを交えたライブ(リハーサル?)とそれ以外から構成されてるんだけど、その、それ以外の部分が・・・。
小人が出てきて車のミラーを食べたりとか映画のNGの繰り返し映像みたいなのとかマーク・ボランとリンゴ・スターのお茶会(オーケストラ付き)風景とか・・・???
そして肝心のライブ部分はなぜかひどく音のバランスが悪い。ベースの音が大きすぎで、ボラン本人がマイクを通して「ベースの音、大きい!」とか言ってるし。気絶しそうなぐらい熱狂しているファンの反応とか面白かったんだけど、音がねぇ。ボラン本人はやっぱりかっこよかったし、ギターも上手くておおっ!だったのに・・・ちょっと残念でした。
結論:「リンゴ・スター関係の映画には気をつけよう」というのが、一緒に観た友人との合言葉になりました。
| その他 | 13:56 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ